【艦これ】速吸改の搭載数とネルソンタッチの関係についての検証(を促すための記事)


先に書いておきますが、この記事は検証結果ではなく疑問を提示するものです。
・検証とは言えないほどの検証数の過度な少なさ
・煮詰まっていない勝手な憶測

が含まれていますのであらかじめご了承ください。
他にも
検証において他の方による情報をもとにしている箇所があります。
情報や画像についても証拠を示す画像に不足があります。
また今回は基礎の部分における解説は省くつもりですので、あまり知識のない方には読んでいても意味が分からない可能性があります。

今回の検証の発端になった経歴について(あやふやです)
私の生放送の最中に、速吸の話になり、
3-5巡下ルートでは火力要因としては優秀だと思う

そういえばネルソンタッチ(以下NT)での火力は空母式なんだよね

あれ?中破の時とか枯れたときって動けないけどどうなるん?
って感じだったと思います。

また、速吸改のNTにおける検証は視聴者の方によるものであり、天城による検証が私のものなので、多少画像の取り方や頻度に差があります。ですが虚偽はないと思われますので、そこのところは多めに見ていただけますと幸いです。

まず初めに速吸改の昼戦について軽く触れます。
速吸改は補給艦という艦種ですが、艦攻が装備可能であり、艦攻搭載時には砲撃戦において
(軽)空母と同じ挙動をすることが確認されてます。
今回重要になる原則として
・火力計算が空母式である
・中破で行動不可
・枯渇で行動不可
という3点があげられます。このことを念頭に置いて以下のことをご覧ください。


またNTの発動条件として今回重要になるのが
・3,5番艦が空母ではない
ということです。
速吸改は艦攻搭載時の昼戦における行動は空母のそれに一致しますが、
速吸改は空母とは違い、NT発動判定を満たします。



また、中破時においても発動することを確認しています。




次に艦載機枯渇での発動判定についてですが、以下のように艦載機を枯らした状態で出撃した際にも、NT発動は確認しています。



この時、昼戦において二巡目でのNTだったため、一巡目に速吸が行動しなかったことから、枯渇しているという事実は改めて確定であると思われます。
(NTの画像は搭載数に関係ないので省かさせていただきます。)
これまでの点で、NTにおける速吸の行動の可否については、一切関係がないと思われます。

ここからが検証内容です。
まず初めに、NTにおける速吸改の火力は空母式が適応されているということは結果として以前に示されているので、これを利用させていただきます。
また今回は弾薬補正をなくすために、遠征における臨時補給を用いて、艦載機を補充せずに燃料弾薬を補充することで枯渇を保っています。
ダメージ計算については自身での計算とサイトでの計算に差異が見られなかったので便宜上ネットサイトを利用させていただきます。
昼戦においてNTの倍率は、キャップ後2倍(T不利2.5倍)であるとして計算しています。

まず初めに中破かつ枯渇時のNT発動判定の可否について検証したときについてです。





検証に用いたのは1-3のEマスであり
この際のダメージを計算したところ、理論値から外れていることが分かりました。
交戦形態はT字戦有利、陣形は自陣形が複縦であり、速吸の火力が36であることを用いて計算すると、


画像の通り、138を満たすダメージは存在しません。

次に空母式ではなく普通の式(戦艦等と同じ)で計算されている場合について考えましたがその場合については全く火力が足りないのでありえないと結論付けました。

空母式:基本攻撃力 = [(火力 + 雷装 + 改修強化値(砲撃) + [爆装 × 1.3]) × 1.5] + 55

ではどのようにすれば火力を満たせるかを考え、以下のことを試しました。
①空母式の1.5倍の部分が消失している可能性
②雷装値が計算されていない可能性

①の場合で計算した際は138を満たすダメージが見られませんでした。

②の場合で計算、つまり雷装値を0としたうえで空母式で計算したところ、以下の結果が得られました。



これより138のダメージが存在しうることが分かります。

ではまず速吸改がNTしたときに雷装値が計算されていない可能性について試します。



交戦形態は同航戦でした。

これにより、非枯渇時においては雷装が反映されていることが分かります。

ここで現状、空母の昼戦における計算式は枯渇している場合でも爆装値や雷装値は計算されるので、出撃時に枯渇している場合についての爆装値の計算について調べてみました。



上記のように最終スロットを枯渇させた天城で1-2に出撃し、ダメージを測定しました。
(SGレーダーは枯渇させるために出撃した際に装備させていたものですが、搭載数における火力の差には影響はないものと判断しています。ただし積むべきではなかったと思っています。申し訳ありません。)








上記のように、出撃時に枯渇していた際でも、空母の昼戦における爆装値の喪失は見られず、出撃時での枯渇は火力に依存しないということが判断できます。
(2度試しましたが結果が同じでしたので画像は省かさせていただきます。)

ですのでこれらより、速吸改のみ、もしくはNT時のみ
出撃時に枯渇している雷装値が正常に計算されていない可能性があると思われます。

これについて速吸改で枯渇時にもう少しだけデータをとりました。(とってもらいました)
2つとも交戦形態は同航戦でした。速吸改は小破以下でした。














上記の2例のように、計算上では雷装値が0であるという計算でダメージが実現しうるということが示されています。


問題提起
・NTにおける速吸改の火力についての検証
→母数が少なすぎるので、信用たりうる値になるために数を増やす必要がある。

・”艦攻”枯渇時における出撃での昼戦火力の変化
→天城の際、艦攻で試すべきでした。申し訳ありません。

・枯渇スロットと非枯渇スロット共存時の火力の変化

・その他に考えられる要因である何かの発見

既知のものがある場合は私の知識不足です。申し訳ありません。

これらの検証において、速吸のNTにおける火力について、ある程度はわかるのではないかと個人的に考えます。
興味が湧いた方や暇な方など誰でもいいので検証してくれるとありがたいです。

自分で検証しないのは
・速吸改をNTに採用することがほぼほぼないので知る必要性が低い
(対地における一考はあり)
・急いで知る必要がない
・消費資材が惜しい(大規模間近で速吸を検証で使いたくない)
・そもそも検証勢じゃなく、単純に興味が湧いただけなので自らやる気がない
・枯渇させるのが面倒くさい(ツカス仕事しろ)
というのが主な理由です。

以上で今回は終わらさせていただきます。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。